DESIGN
商品デザイン
主にAdobe Illustratorを使って商品デザイン案を作成し、お客様と打合せいたします。
決定したデザインデータを基に金型データを作成します。
METAL MOLD
金型
金型データを基にNC彫刻機で金型用の特殊鋼に彫刻し、プレス加工をするための押し型・抜き型を作成します。
凹部分には手作業で梨地や石目、結晶風等の文様を入れます。
PRESS WORKING
プレス
商品の寸法に合わせて切断した材料にプレス機でデザイン模様を圧写したり、外形を抜いたりします。
3トンから400トンプレスを所有しており、材質、サイズ、デザインの細かさ等によって使い分けます。
ベルトバックル部品の曲げ加工等もここで行います。
POLISHING
研磨
プレス後のバリ取り等の下研磨、表面を均一面にするための平面研磨、鏡面のように磨き上げる仕上げ研磨など、あらゆる磨き工程を行っております。バフ研磨機を用いて手作業で磨き上げるので、熟練の技術を必要とする工程です。
BRAZING
装金
ベルトバックルのパーツ組合せやバッジの裏金具取り付けなど、ロー付けやはんだ付けで接合部を加熱して金属部品を溶接します。
PLATING
メッキ
加工した製品の酸化被膜を除去し、超音波洗浄、脱脂といった前処理をしてからメッキを施します。金銀コンビメッキなどワンポイントの細かい部分には、筆メッキという手作業でメッキを施す場合もあります。
主に金色と銀色のメッキ製品が大半を占めますが、金色のメッキには海外製品ではほぼ見られない純金(24金)メッキを、銀色にはジュエリーやアクセサリーに用いられるプラチナのような光沢があるロジウムメッキを使用しております。価格を抑えるために廉価なニッケルメッキ仕上にする場合もあります。
PAINTING
塗装
メッキされた製品に塗料で色を入れます。主にメラミン焼付け塗料でコーポレートカラーやロゴ規定などのご指定色に合わせて調色をして、凹凸が付いた製品の凹部に塗料を流し入れます。バッジのように小さな製品の場合には針状のもので手作業で色を入れていきます。塗料を入れた後は加熱乾燥して塗料を硬化させます。
CLOISONNE ENAMEL
七宝
金属製品に色を入れる技法として、七宝加工も行っております。ガラス質の釉薬を金属素地の上に盛り、800度前後で焼成し、表面を研いで均一にします。温度や焼成時間の僅かな差でも色が変わる場合があり、細心の注意を払って管理しています。
QUALITY CHECK
検品・仕上げ
キズやシミ、色ムラなどがないか入念にチェックしてから商品を梱包します。ここで発見した不具合等の情報をもとに品質改善に努めております。